【1/90,000の個別ケア】夢レンジャーは今日もゆく! あの歌声をもう一度【ツクイいわき内郷】

2026-10-08

ツクイでは、全国で月間およそ9万人(※1)のお客様にサービスを提供しています。そのお一人おひとりに寄り添う中で生まれるケアを「1/90,000の個別ケア」と題し、日々の関わりの中でのお客様の変化や笑顔のエピソードをお届けしています。第4弾となる今回は、「夢をかなえるデイサービス」を掲げるツクイいわき内郷(福島県)の取り組みをご紹介します。

(※1)
 

複数サービスや複数事業所のご利用も個別にカウントした延べ人数です。

夢レンジャーが活躍、お一人おひとりの夢をかなえる

ツクイいわき内郷_夢レンジャーの皆さん
職種に関係なくスタッフ全員が夢レンジャーとして活動

ツクイいわき内郷には、お客様の「かなえたい」を形にするスタッフ「夢レンジャー」がいます。職種に関係なく全員が夢レンジャーとして活動し、オリジナルのアセスメントシートを活用しながら、お客様の興味や関心、これまでの人生を丁寧に伺っています。そんな日々の関わりの中で、あるお客様の夢が見つかり、その実現に向けた挑戦が始まりました。

 

歌声を失った日々

体調を崩してから、A様は大好きだった音楽から遠ざかっていました。気持ちもふさぎ込みがちで、デイサービスにも気乗りしないまま通われている状態でした。
そんなある日、デイサービス内に掲示された「勝ち抜き歌うま選手権」のポスターがA様の目に留まります。しかし、その時はまだ挑戦する気持ちにはなれませんでした。

 

マイクが呼び覚ました情熱

転機は思いがけないところから訪れます。
レクリエーションでスタッフからマイクを手渡され、久しぶりに歌声を披露したA様。会場からは「上手ですね!」「また聴きたい!」と大きな拍手が送られました。その一方で、A様は「昔はもっと上手かったんだけどね」とひと言。その言葉には歌への誇りと、もう一度取り戻したいという思いが込められていました。その後はカラオケレクリエーションにも積極的に参加され、ご自宅でも自然と歌を口ずさむように。ご家族もその変化を実感されていました。

 

「勝ち抜き歌うま選手権」という目標

ご家族からその話を聞いたスタッフは、「勝ち抜き歌うま選手権グランドチャンピオン大会(※2)」への出場を提案しました。
歩行状態が安定しないA様でしたが、「本番は立って歌ってみませんか」というスタッフの声掛けをきっかけに気持ちが大きく変化。「立って歌う」という目標に向け、発声や呼吸、立位保持の訓練にも前向きに取り組まれるようになりました。

ツクイ勝ち抜き歌うま選手権の練習風景
本番に向けて、皆様が楽しく歌を練習しています
ツクイ勝ち抜き歌うま選手権2025
2024年3月に開催された「勝ち抜き歌うま選手権」グランドチャンピオン大会の様子
(※2)

歌うま選手権グランドチャンピオン大会は、いわき市内で開催され、各事業所の代表者のみが出場できる本格的なステージです。(今年度は2027年3月12日、いわき芸術文化交流館「いわきアリオス」にて開催予定)
 

「やってみたい」が生み出す力

いわき内郷_夢レンジャー_アンケート

機能訓練は、単に身体機能の維持や向上を目的とするものではありません。
「もう一度あの場所に行きたい」 「大切な人に会いたい」 「好きなことを続けたい」
そんな願いや目標があるからこそ、立つこと、歩くこと、声を出すことに意味が生まれます。夢や目標は機能訓練への意欲を引き出し、その人らしい暮らしを支える原動力になります。私たちは身体機能だけでなく、その先にある人生や思いにも目を向けながら支援しています。
ツクイが大切にしているのは、お客様の「やってみたい」という気持ち。その一つひとつに向き合うことこそが、9万人のお客様それぞれに存在する、たったひとつの個別ケアだと考えています。

マネジャー 小湊さんからのメッセージ

お客様の「やってみたい!」の声を聞くたびに、夢レンジャーたちの出動スイッチが入ります。夢の実現に向けて一緒に取り組む中で、お客様が機能訓練にも前向きになられる姿をたくさん見ることができました。「ありがとう、楽しかった。また来たい!」という言葉をいただくたびに、次はどんな夢をかなえようかと作戦会議。気づけば、お客様の夢が夢レンジャーの夢にもなっています。
 

<取材>総務部広報課 山中

 

ツクイサービスサイト「地域包括ケア  地域ニュース」
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