【認知症サポートプロジェクト】共に歩んできた3人の、地域を支える認知症ケア【高知エリア】
ツクイは、「認知症ケアに強い会社を目指す」という目的のもと「認知症サポートプロジェクト」を発足しています。
「認知症ケアの質の向上」「地域社会との連携強化」「安心できる環境づくり」を目指して、地域に向けた認知症関連イベントの開催や認知症に関する研修など、幅広い活動に取り組んでいます。

プロジェクトメンバーの1人であるツクイ高知神田(高知県)の尾﨑さんは、9年前から、当時同じ事業所に勤務していた畠山さん(ツクイ高知東雲)と左京さん(ツクイ高知神田)と共に、「認知症サポートプロジェクト」が発足する前からさまざまな活動に取り組んできました。
別の事業所で勤務することになった現在も、3人は「お客様と地域の方の力になりたい」という共通の思いでつながり、定期的にツクイ高知東雲に集まって地域に根差した活動を続けています。
誰もが安心して集える場所を目指して
3人が地域とのつながりを育む場の一つが、2025年4月から2か月に1回の頻度で開催しているオレンジカフェ「喫茶ツクイ」です。
認知症のある方もない方も多く訪れ、誰もが気軽に立ち寄れる親しみやすい場となっています。毎回15名ほどの方々が参加され、2026年8月には9回目を迎えました。
開催にあたっては、地域包括支援センターや社会福祉協議会、地域の民生委員の方々と連携することで、少しずつ地域との信頼関係を築いています。
「喫茶ツクイ」では、認知症について学ぶ機会だけでなく、参加者が楽しく交流できるさまざまなプログラムを取り入れています。これまで、携帯電話販売会社によるスマートフォン教室や地域包括支援センターによる講演を組み合わせたり、学生ボランティアも参加したりするなど、飽きさせない工夫も組み込んできました。
さらに、「ツクツクタイム」と呼ばれる3人ならではの脳トレや体操の時間もあり、参加者同士で楽しむコーナーが盛りだくさんとなっています。
また、近隣で開催されている別のオレンジカフェとも連携して情報交換したり、お互いの活動を紹介したりすることで、地域の中で認知症に関する取り組みの輪を広げています。



3人だからできる、地域を支える認知症ケア
こうした活動を支えているのが、約10年にわたって共に働き、活動してきた3人の絆です。
地域に根差した活動の工夫について畠山さんは、「日々の介護の仕事で培ってきた経験が『喫茶ツクイ』の活動に生かされています。3人とも『お客様や地域の方々に喜んでいただきたい』という考え方が一緒なんです」と語ります。
長年共に活動してきた左京さんも、「3人がそろえばどんなことも乗り越えられます」と信頼を寄せています。
また、尾﨑さんが大切にしているのは、地域へ目を向けていくことです。「私たちは地域の社会資源の一つです。事業所の運営を良くすることも大事ですが、地域にも視野を広げて手を取り合い、活動していくことが重要だと思っています」と話します。
3人が大切にしているのは、目の前のお客様に喜んでいただくことだけではありません。その思いを地域へ広げながら、より良い認知症ケアを実践していくことです。働く場所が変わっても3人はこれからも地域に寄り添う認知症ケアを続けていきます。
<取材>総務部広報課 吉﨑