身近なお悩みに寄り添う メガネ・補聴器相談会【ツクイ盛岡津志田】
「文字が見えにくい」「聞き返しが増えた」――ある一定の年齢になると、そんな変化を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2026年6月10日、ツクイ盛岡津志田(岩手県)にて、メガネスーパーと連携した「メガネ・補聴器相談会」が開催されました。ツクイではこれまで一部の有料老人ホームやデイサービスなどを対象に、このような相談会が開催されていますが、まだその地域や事業所は限定的で、当事業所では開催したことがありませんでした。
生活相談員の山本さんと加倉井さんの「やってみよう」という声から実現した今回の相談会には、多くのお客様が関心を寄せ、大きな反響がありました。
エリア独自の情報交換会から始まった取り組み
今回の相談会は、エリア独自で開催している情報交換会に参加した山本さんが、メガネスーパーによる来訪対応サービスを知り、「来てくれるならやってみよう」と思い立ったことがきっかけです。
ツクイ盛岡津志田では「お客様に飽きられないよう、新しいことを取り入れたい」「できるだけ負担をかけずに実施したい」という思いがあり、今回の開催を決定しました。また、日頃から「メガネのネジのゆるみや汚れ」「補聴器を使っているが、十分に聞こえていない」といったお客様のお困りごとが多く寄せられており、どうにか応えられないかという思いも背景にあったといいます。
開催に向けては、初めての取り組みということもあり、メガネスーパーと事前に打ち合わせを実施し、内容のすり合わせを行いました。
当日の様子とお客様の反応
当日は、メガネスーパーのスタッフ4名が来所。まず、フロア全体の45名のお客様を対象に、補聴器の効能に関する30分間の講話が行われました。講話後には、視力・聴力の測定を希望される方が増え、理解の深まりが行動につながっている様子がうかがえました。
その後は、視力・聴力測定をはじめ、メガネクリーニングやメガネ作製の相談、補聴器の調整など、さまざまなご要望に応じた対応が行われました。
特にメガネクリーニングには多くのお客様が列を作り、日頃からの需要の高さがうかがえます。中にはその場でメガネの購入につながるケースもありました。
参加された藤村様は「一人では出かけられないから、とっても助かったの。耳も目もスッキリ!」と満足そうに話されました。また、太田様は「補聴器の講話で仕組みがよく分かり、納得できました。遠近両用のメガネも試せてよかったです」とのご感想。さらに、「眼科受診をすすめてもらえたことや、無理に購入をすすめられなかったことが安心につながった」といった声も聞かれ、専門的な視点に基づく丁寧な対応が、信頼につながっているようでした。
今回は、「せっかく来てくれるなら参加してきてほしい」とご家族に背中を押されて参加したお客様もいらっしゃいました。また、川原田様のご家族が「私も母に合うメガネを知りたい」と、同席されて一緒に相談するお姿も……。
お客様ご本人だけでなく、ご家族の関心も高いことがうかがえる機会となりました。



お客様の「見える・聞こえる」に寄り添う取り組み

今回の相談会は、日常のケアだけでは解決できない「見えづらい」「聞こえづらい」といったお客様のお困りごとに応えられる機会となり、サービスの付加価値向上にもつながっています。
山本さんと加倉井さんは「事前にしっかり打ち合わせを行えば、実施のハードルはそれほど高くありません。開催を迷っている事業所の方は、難しく考えず、企画を進めてみてほしいですね」と話します。
また、相談会の実施をサポートするミライ想造部 事業運営課の髙井さんは「補聴器やメガネは、お客様の生活に身近で欠かせないものです。日常のお悩みに寄り添えるサービスとして、今後も大切にしていきたい取り組みのひとつです。」とメッセージを寄せました。
今回の相談会は、現場にあるニーズに着目し、行動に移したことで実現した事例です。
今後、さまざまな事業所への広がりが期待されています。
<取材>
総務部広報課 吉澤