【新入社員密着レポート】介護の仕事に向き合う「今」を追う!【下期編】

2026-03-26

2025年4月にツクイに入社した新入社員たちは、全国各地の事業所に配属され、それぞれの現場で日々奮闘しています。
本企画では、そんな新入社員の「今」に密着し、現場での活躍や成長の様子をお届けします。
今回は、介護付有料老人ホームのツクイ・サンシャイン保土ヶ谷に所属する大泊(おおどまり)さんに密着しました。

お客様に愛される身近な存在へ

入社してもうすぐ1年を迎える大泊さんは、現場の流れにすっかり馴染み、日々のケアから人生の節目となる場面まで、さまざまな経験を重ねています。その中にはお客様の尊厳ある最期をサポートする「看取り」という経験もあったのだそう。それらの経験から、より一層お客様とのコミュニケーションの時間を大切にするようになりました。

取材当日、大泊さんは介護付有料老人ホームでの一連の業務を、周囲と声を掛け合いながらスムーズに進めていました。昼食時には、配膳・食事介助・服薬の説明などを他職種と連携しながら丁寧に対応。この日は季節の花を使った「フラワーアレンジメント教室」も開催されていました。大泊さんがサポートしていた宍戸様は「大泊さんはいつも真面目で明るくて、一生懸命。大好きなのよ」と笑顔で話してくださいました。はさみを使用する場面では安全を確認しながら声をかけ、花材選びに迷われていた際には、しゃがんで目線を合わせながら「この辺りに入れると華やかになりますよ」「とても素敵です!」と優しく助言。会話と笑顔が続く、温かな時間が流れていました。

宍戸様は、数か月前にイベントで大迫さんと一緒に披露したハンドベル演奏を振り返り「ふたりとも初めてだったから、すごく緊張したのよね。でも、とてもいい思い出になったわ」とにっこり。大泊さんが信頼され、愛される存在になっていることが伝わってきました。

すっかり業務に慣れた様子
すっかり業務に慣れた様子
宍戸様へ柔らかく声をかける大泊さん
宍戸様へ柔らかく声をかける大泊さん
完成したフラワーアレンジメントと記念撮影
完成したフラワーアレンジメントと記念撮影

大泊さんが大切にする思い「後悔しない介護」

クリスマスプレゼント
クリスマスプレゼント

大泊さんが仕事で大切にしているのは「後悔しない介護」という思い。
その価値観が形になったのが、クリスマスイブの小さなサプライズでした。イブの夜、担当フロアのお客様一人ひとりの枕元に、手作りのミニツリーとカードをそっと置いて回ったのです。

この企画を思いついたのは、わずか1週間前。
準備期間の短さに迷いもありましたが、看取りの経験を通して抱いた思いから、「今やらなかったら後悔する」と開催を決心。すると賛同したチューターや先輩スタッフが材料の手配や段取りの確認に加わり、一緒に知恵を出し合って、ひとつのチームになりました。若手が助け合い、他職種と連携しながらお客様を支える風土があるからこそ、大泊さんの企画をみんなでかなえることができたのです。

プレゼントを見つけたお客様は口々に「枕元にプレゼントが届いていたのよ!」とスタッフに伝え、フロアは笑顔でいっぱいに。仲間とともに大泊さんが大切にしてきた思いが、ひとつの形になった瞬間でした。

周囲が語る、大泊さんの成長とこれから

大泊さんを囲む五十田さん(写真左)と大胡さん(写真右)
大泊さんを囲む五十田さん(写真左)と大胡さん(写真右)

施設長の大胡さんは、大泊さんの成長について「持ち前の明るさに加え、最近はこまやかな気配りがいっそう行き届くようになりました」と語ります。
イベントでも、お客様一人ひとりに必要な言葉かけや手助けを自然におこなう姿が目に留まるといいます。若い世代ならではの発想にも期待を寄せながら「今後は自分の経験を後輩へ受け継いでいく役割にも挑戦してほしいです」と話します。

チューターの五十田さんは、伴走した日々を「悩みや不安を率直に共有してくれるので、私も一緒に悩みながら歩んできました」と振り返ります。「必要な場面では、上司にも相談しながらサポートしてきました。クリスマスイブのサプライズについてもお客様に喜ばれる企画を実現できたのは本当にすごいと思います。私も企画を考えつつ、大泊さんの提案をしっかり支えていきたいです」と共に成長する意欲にあふれていました。


大泊さんが大切にしてきた「後悔しない介護」という芯の通った思いは、お客様の笑顔につながり、周囲のスタッフにも学びと気づきを生んでいました。その温かな循環の中心にいたのは、入社1年目の大泊さんでした。


<取材>
総務部広報課 吉澤