【認知症サポートプロジェクト】研修リポート「認知症があっても安心して暮らし続けられる社会」をつくるために

2026-02-12
認知症サポートプロジェクト

「認知症サポートプロジェクト」とは

日本は世界でも類を見ないスピードで高齢化が進み、認知症はもはや一部の人だけの課題ではなく、誰もが当事者になりうる社会的テーマとなっています。ご本人やご家族だけでなく、地域、医療・介護、行政、そして企業も含めた社会全体で向き合うことが求められる時代となりました。

ツクイはこうした社会的背景を踏まえ、2024年、認知症があっても安心して暮らし続けられる社会をつくることを目的とした「認知症サポートプロジェクト」を発足させました。「認知症ケアの質の向上」「地域社会との連携強化」「安心できる環境づくり」を3つの柱とし、自治体施策への参画や地域イベントの開催など、地域と共に認知症と向き合う取り組みを進めています。

 

人を育てることが、認知症ケアの質を高める

その中核を担うのが、認知症に関する正しい知識と理解を備えた人材を育てるための研修です。

認知症ケアの質は、設備や制度だけではなく、一人ひとりの理解・姿勢・関わり方によって大きく左右されます。ツクイでは、当社で働くわたしたちが認知症を正しく理解し、関わり方を工夫することによって、認知症の有無にかかわらず、お互いに協力して日常生活を送ることができるような社会を目指しています。

1月22日にプロジェクトメンバーを対象として行われた研修では、「四大認知症の特徴や認知症のメカニズムの理解」や「地域の一員として支える視点」、そして「認知症のある方やご家族の思い」をあらためて確認し、知識や技術の習得にとどまらず、現場で働くスタッフの専門性を高めました。また、研修を通して認知症のある方やご家族の思いを知ることで、自分たちの仕事が誰の安心につながっているのかを、あらためて考えるきっかけになりました。

研修中は、自身の今までの認知症のある方との関わりを振り返りながら講義内容に深くうなずく人の姿が多く見られ、参加者が当事者意識をもって受け止めている様子が印象的でした。

 

現場の気づきが、地域と未来を変えていく

この研修の取材を通じて、認知症ケアは介護現場だけのものではなく、ツクイで働くすべての人に関わるテーマなのだと強く感じました。 

現場での小さな気づきや関わりの積み重ねが、お客様やご家族の安心につながり、やがては地域全体が「認知症があっても安心して暮らせる社会」へと変わっていきます。ツクイの研修は、その変化を現場から生み出すための大切な一歩です。

これからもツクイは、人を育てることを通じてケアの質を高め、従業員の皆さんや地域・社会と共に、「認知症と共に生きる未来」をつくっていきたいと考えています。

<取材>
総務部広報課 山中

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