他企業合同「仕事と介護の両立支援」座談会【開催報告】
仕事と介護の両立は、誰にとっても決して他人事ではありません。
ある日突然当事者になる可能性があり、先が見通せず、長期化することも少なくありません。これは当社にとどまらず、あらゆる職場で起こりうる共通のテーマです。
こうした背景のもと、株式会社AOKIホールディングス、ユニプレス株式会社の2社を当社にお招きし「仕事と介護の両立支援」をテーマに座談会を開催しました。両社とは、働きやすい職場づくりに向けた情報交換をきっかけに交流が生まれ、今回の座談会につながりました。
今回は、人財戦略部 サステナビリティ推進課の野村さんからのレポートです。
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座談会の概要
当社では、法定期間以上の介護休業制度の整備をはじめ、経済的な支援として社会保険料の個人負担相当額の支給や介護費用補助などの実施、さらに福利厚生として「よりそいコンシェル」の導入など、仕事と介護の両立支援策の拡充を進めてきました。
一方で、2025年12月に実施した「仕事と育児・介護などの両立に関するアンケート」では、制度の認知度や仕事と介護の両立に関する意識のギャップなど、いくつかの課題も見えてきています。
仕事と介護の両立は、企業や業種が異なっても共通する悩みや課題が多いテーマであることから、他企業との積極的な情報交換を通じて多様な知見を得ることを目的に、本座談会を開催しました。

<参加企業>
- 株式会社AOKIホールディングス
- ユニプレス株式会社
<テーマ>
- 介護離職を防ぐには?~現状の確認~
- 仕事と介護の両立に関する自社ならではの強みや伸ばせる部分は?
- 仕事と介護の両立に関する自社・担当レベルの課題は?
制度設計の視点だけでなく、専門職との連携や職場風土に関することなど、幅広い切り口から、各社の両立支援担当者目線で活発な意見交換が行われました。
見えてきた共通課題
ディスカッションを通じて、3社共通の課題として挙がったのが「現場と本社の物理的な距離による情報伝達のむずかしさ」です。また、以下のような点も業種を問わず共通する課題として共有されました。
- 仕事と介護を両立した具体的な事例が見つかりづらいこと
- 求められる支援がケースごとに異なり、対応の難易度が高いこと
- ニーズが顕在化しづらく、施策の検討がむずかしいこと


今後に向けて
今回の座談会を通じて、制度の有無や内容だけでなく「どのように伝えるか」「制度をどのように使われるか」「何が本当に求められているのか」といった視点の重要性が、あらためて確認されました。参加者からは「共感できる課題が多かった」「他企業も悩みながら取り組んでいることを知れたこと自体が支えになった」といった声も寄せられました。
当社では「介護に携わるツクイだからこそ、従業員には介護を理由に仕事を諦めてほしくない」というトップメッセージのもと、介護を理由とする離職をゼロにすることを目指しています。今回得られた知見を一過性のものとせず、従業員の皆さんが「相談してもいい」「制度を使ってみよう」と自然に思える両立支援策の整備につなげていきます。
また、今後も座談会の開催などを通じて、他企業の皆さまと学び合い、考える機会を継続的に設けていきたいと考えています。
<問い合わせ先>
人財戦略部 サステナビリティ推進課
