【ツクイ・サンシャイン新倉敷】「介護付きホーム研究サミット2025」で事例発表を行いました!

2025-11-13

2025年10月27日、東京都内で、一般社団法人全国介護付きホーム協会主催の「全国介護付きホーム研究サミット2025」が開催されました。同サミットには、全国各地から介護付有料老人ホームを運営する多数の法人が参加し、各施設の特色あるケアやサービスの事例が紹介されました。
当社からは「ツクイ・サンシャイン新倉敷」が出場し、事前審査で「優秀賞」に選ばれた取り組みを紹介しました。

「森林音」で心を癒す、ツクイ・サンシャイン新倉敷の取り組み

ツクイ・サンシャイン新倉敷は、「森林音楽セラピー第2章 ~自然音に寄り添い、相手も自分も大切にする特別なひととき~」と題し、施設内での自然音(森林音)を活用した取り組みについて発表しました。
この取り組みは、お客様の心身の安定を目的として、施設内で毎日10分間、照明を落として薄暗い森の中のような環境を演出したうえで、鳥のさえずりや虫の音、木の葉のさざめきなど、森から聞こえてくる「森林音」を流すというものです。
実際に体験されたお客様からは、「自然音が心地よく心が浄化される」「参加することで会話が広がる」といった声が寄せられており、スタッフからも「業務中の緊張が和いだ」などの声が聞かれたということです。
発表では、施設で使用している森林音の試聴もあり、会場の参加者からはそのリラックス効果や、介護現場での活用について高い関心が寄せられました。
発表中の様子
森の妖精をイメージした素敵なコスチュームで発表をするケアクルーの小林さん(写真左)と石岡さん(写真右)

今後の「森林音」の可能性

今回の取材を通じて、この取り組みは、お客様が安心して穏やかな気持ちになれるだけでなく、スタッフの心身の負担軽減や業務中の気持ちの切り替えにも役立ち、職場の生産性向上や、日々の業務における「気づきの力」の向上にもつながる可能性があることを感じました。
お客様とのコミュニケーションを促し、日々お客様の状態の変化をケアに反映していく取り組みは、今後の展開がとても楽しみです。


<取材>
総務部広報課 山中