【ミライ想造部】エンディングノートセミナー開催 ！　「未来を考える時間」をお客様・ご家族へ

そのような場面で役に立つものとして、「エンディングノート」が注目されています。
ツクイでは、当社オリジナルのエンディングノートを「過去未来ノート」と名付けており、自分に関する情報を整理するだけでなく、過去の振り返りとあわせて、楽しく自分らしく過ごせる未来をイメージしながら記録できるようになっています。終活の「はじめの一歩」として、それらを大切な人に共有するためのツールとして活用してほしいという思いを込めています。
このノートには、家族構成や連絡先、健康状態、介護や医療に関する希望、思い出や大切にしてきたことなど、日々のことからもしものときに備えたいことまで、幅広い内容を書くことができます。難しい専門知識は必要なく、「思い出せることから」「書けるところから」気軽に取り組めるのが特長です。

また、すべてを一度に書き切る必要はありません。少しずつ向き合っていく過程で、自分の気持ちを整理したり、家族と将来について話したりする機会につながることもあります。

こうした背景から、ミライ想造部ではエンディングノートセミナーを実施しています。
お客様がこれからの時間を安心して過ごせるように、そしてご家族と気持ちや思いを共有するきっかけになれば、という思いで取り組んでいます。

昔は「介護は介護の会社」「人生のお見送りは葬儀社」と役割が分かれており、お客様の人生に長く寄り添い続けることは難しい状況でした。しかし今では、日頃から関わっている私たちに「人生の締めくくりもツクイにお願いしたい」と言ってくださるお客様が増えています。介護だけでなく、その先に続く大切な時間についても「ツクイなら安心」と感じていただけていることを実感しています。

そこで大切になるのが、エンディングノート（過去未来ノート）です。もしものときに自分の思いを伝えられなくなってしまっても、「どうしてほしいか」を周りの人に残しておくことができます。残された方の迷いを減らし、その人らしい最期につなげるための大切な手がかりになります。

また、このノートを書く過程では、お客様の生きてきた道や大切にしていることが見えてきます。それは、よりその人らしい介護へとつなげる大きなヒントにもなります。現場の皆様には、ぜひ、お客様やご家族が少しずつノートを書き進められるよう、お手伝いをしていただけたらと思います。

そして、これはお客様だけでなく、私たち自身にも言えることです。いつ何があるかは誰にもわかりません。大切な人に伝えたい思いや願いがあるなら、形にしておくことはとても意味のあることです。
エンディングノートを、ぜひ活用してください。