笑顔とトキメキを届ける! ごぼう先生がツクイ・サンシャイン町田西館にやってきた
2025年12月9日、ツクイ・サンシャイン町田西館(東京都)に笑顔を届ける特別ゲストがやってきました。その名も、ごぼう先生! お客様もスタッフも一緒に楽しむ、レクリエーション体操のイベントが開催されました。
ごぼう先生こと簗瀬 寛(やなせ ひろし)さんは、全国で活躍する健康体操クリエーター。
介護の「ご」、予防の「ぼう」から名付けられた「ごぼう先生」として、イスに座ったままできる健康体操を考案し「できなくていい! 楽しむことが一番大事!」をモットーに活動しています。
今回のイベントは、福祉向けの音楽・体操コンテンツを備えたDKエルダーシステム「FREE DAM」を展開する株式会社第一興商の「ごぼう先生のコンテンツを活用し、介護現場に笑顔を届けたい」という提案から生まれました。1事業所限定企画のため募集したところ、196事業所もの応募があり、その中から抽選で選ばれたのがツクイ・サンシャイン町田西館です。
久しぶりの全体イベント、笑顔でつながる時間
普段はフロアごとにレクリエーションを行っているツクイ・サンシャイン町田西館ですが、この日は施設全体が一体となり、笑顔と笑い声に包まれました。ごぼう先生の登場に、推しうちわを振ったり大きな拍手で迎えたりと、会場は大盛り上がり。それに応えるように、ごぼう先生の軽快なトークで、会場の空気が一気に明るくなりました。
イスに座ったまま手を動かしたり、足を軽く動かしたり、無理なくできる体操にお客様もスタッフも笑顔で参加しました。
FREE DAMには、ごぼう先生のコンテンツが70種類以上収録されており、その中でもおすすめの「数字体操」を使ってイベントが進行しました。脳トレ要素のある体操で、ごぼう先生に誘われたスタッフが前に出て一緒に体操を実施。お客様とスタッフが混乱していると「むずかしいですよね、でも大丈夫。スタッフもできてないから」。先生のユーモアあふれるトークに、会場は笑いに包まれました。
最後は、ごぼう先生との写真撮影タイム。「落語家さんのようにお話が上手で楽しかった」「ごぼう先生、孫と同い年だったわ」「いつも見ている方が来てくださってうれしい」そんな声があちこちから聞こえ、イベントの成功を物語っていました。



応募の裏側と準備の舞台裏
このイベントに応募したきっかけは、ケアマネジャーの小菅さんの強い思いからだったといいます。
以前からごぼう先生のことを知っており、特に最近はYouTubeの動画をよく見るようになって「面白い」と感じていたところ、偶然今回の企画を知り、締め切り間近に慌てて応募したそうです。
小菅さんは、イベントに向けて週に一度、ごぼう先生の体操を取り入れたレクリエーションを実施。さらに「推し活」をテーマに、うちわなどのグッズをお客様やスタッフと協力して制作し、イベントを盛り上げる準備を整えました。
イベント当日、印象的だった出来事があったといいます。
いつもレクリエーションに楽しく参加し、盛り上げてくださるお客様が、ボソッと「体操が苦手なんだ」と言われたそうです。しかし、いざ参加してみると誰よりも笑顔で体を大きく動かし「むずかしいな~」と大笑いしながら楽しまれていたとのこと。こうした非日常の体験が、認知症の方を含め、お客様にとって大きな刺激になったと感じたそうです。
「準備は大変でした」と振り返りながらも「お客様の笑顔を見られたことが何よりの収穫です」と話す小菅さん。
山本さんも「こうしたイベントにはぜひまた参加したい」と前向きな姿勢を示していました。
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ごぼう先生からのコメント「恋する100歳を増やす」
イベントでは、参加者の皆さんがとても楽しみにしてくださっていたことが印象的でした。参加者からは「二十歳に戻ったわ」という言葉をいただき、私が大切にしている「恋する100歳を増やす」という思いにつながった瞬間でした。握手会のような近さで楽しんでいただけたことが、とてもうれしかったです。年齢を重ねても心がときめく瞬間を届けたい、その思いで活動しています。
スタッフの皆さんの協力も素晴らしく、前に立って一緒に盛り上げてくださったことで参加者との距離がぐっと縮まりました。
体操は誰でもできますが、「ごぼう先生」として今日という日があってよかったと思ってもらえることを大切にしています。参加者から「長生きしてて良かった」という言葉をいただき、本当に励みになりました。
今後は、もっとツクイの事業所を訪問し、利用者様にもスタッフの皆さんにも喜んでもらえる機会を増やしていきたいと思っています。ツクイの皆さん、お達者でー!

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サービス支援部からのコメント
毎年、第一興商のご担当者からごぼう先生とのコラボ企画のお話があり、これまではスタッフ向け研修という形で実施してきましたが、今年は、お客様向け訪問レクリエーションという新しい形を試みました。
今後も、わくわくするような元気になる企画を考えていきたいと思います。

<取材>
総務部広報課 吉澤
