自分らしい男性育休を考えるワークショップ【開催報告】

2025-10-09

9月19日「育休を考える日」に社内初のワークショップを開催!

ツクイは、2025年9月19日の「育休を考える日」にあたり、積水ハウス株式会社が実施する男性の育児休業(以下「育休」)を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」に賛同しました。この日に合わせて、男性の育休取得を促進し、「より良い育休」を応援するための社内イベント「自分らしい男性育休を考えるワークショップ」をオンラインで開催しました。

男性の育休をテーマにしたワークショップは、社内で初の試みでした。人財戦略部では、これまであまり語られてこなかったテーマに光を当てるべく、手探りながらも、着実に準備を進めてきました。
当日は、これから育休を考えている方、育休を取得した経験がある方、職場で男性の育休取得を応援したい方など、全国の事業所や本社勤務の9名が参加。少人数ながらも深い意見交換が行われ、今後につながる貴重なワークショップとなりました。

自分らしい育休取得を考える

ワークショップでは、当社の育児関連制度や社内インタビュー動画(パートナーが育休を取得した方、育休を取得した男性本人と業務の引き継ぎを受けた同僚)などを参考に、2回のグループワークを実施しました。

前半のグループワークでは、「家庭・職場・本人の視点で考える男性の育休取得の意義」をテーマに意見交換を行いました。
参加者からは、「育児・家事を分担することで、パートナーの心の安心や体の負担軽減につながる」といった家庭視点の意見や、「家庭の事情による急な休みも『お互いさま』と思えるようになった」、「自分は育休を取得できなかったけれど、これから取得する人を応援したい」など職場視点の意見、また「パートナーとの信頼関係や子どもとの絆が深まる」といった男性本人のウェルビーイングにつながる意見など、さまざまな意見が出ました。

後半のグループワークでは、育休取得に悩む男性本人の立場と、応援する立場に分かれ、それぞれの視点に立った以下をテーマに、現在抱えている不安や、それを乗り越えるための解決策・具体的なアクションについてワークシートを使って考えを整理し、グループ内で共有しました。

  • 育休取得を考える本人の立場
    「自分が育休で大切にしたいこと」「そのためのカギとアクション」
  • 男性の育休取得を応援する立場
    「男性の育休取得を応援するためのカギ」「自分ができること」
男性育休ワークショップ1
男性育休ワークショップ2

参加者の声と今後の展望

ワークショップ終了後には、「経験者の話が参考になった」「共感できた」といった感想が多く寄せられ、交流の場の大切さをあらためて実感しました。また、「育休中の過ごし方を考えはじめた」「職場でのサポート体制について具体的に考えるようになった」など、次のアクションにつながるきっかけになった方もいました。

今回のワークショップを通じて、「交流の場」や「サポート体制」に関する課題も見えてきました。
仕事と育児の両立には、職場の理解とサポートが欠かせません。
人財戦略部では、今後も交流の場を提供するとともに、育休を取得する側・支える側の両方をサポートできるよう、両立支援に取り組んでまいります。


<問い合わせ先>
人財戦略部 サステナビリティ推進課

<ツクイの育児休業に関する取り組みはこちら>
プレスリリース|【9月19日は「#育休を考える日」】 男性の育児休業を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」への賛同と 育児休業に関する当社の取り組みについて