【横浜F・マリノス】日産スタジアムで認知症ミニセミナーを開催!

2025-10-09
史上最多!70名ものファン・サポーターが集まりました!

世界アルツハイマーデーに寄せて、 認知症を正しく理解するために

2025年9月20日(土)、日産スタジアム内にある横浜市スポーツ医科学センターにて、プロサッカークラブ「横浜F・マリノス(以下F・マリノス)」のホームゲーム前に、ファン・サポーターと地域住民を対象にした「認知症ミニセミナー」を開催しました。
今回のセミナーは、「スポーツをきっかけに、認知症を身近なテーマとして考えていただきたい」 との思いを込めて企画。また、翌日の9月21日は、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関(WHO)が共同で制定した「世界アルツハイマーデー」であることから、地域に根差した啓発活動の一環として実施しました。
当日は、事前にお申し込みくださったF・マリノスのファン・サポーターや地域住民の方々、あわせて70名が参加。どなたも熱心に耳を傾けてくださり、認知症への理解を深めていただく機会となりました。今回はそんなセミナー当日の様子を写真とともにご紹介します。

コラボレーションが生んだ認知症理解の場

今回のセミナーは、F・マリノスのオフィシャルスポンサーである明治安田生命 横浜支社の皆様にもご協力いただきました。会場には明治安田生命の取り組みである「みんなの健活プロジェクト」の専用コーナーを設け、脳年齢を測定できる健康チェック機器などをご用意いただきました。この取り組みは、健康診断や生活習慣の改善を通じて、疾病の予防や早期発見を促し、健康寿命の延伸を支援することを目的としています。ツクイとの連携により、人々の日常生活や健康を支える両者の強みを生かした相乗効果が期待できることから、ツクイとしては初の、協賛企業間でのコラボレーションが実現しました。
セミナー開始前には、同コーナーに行列ができるほどの盛況ぶりで、参加者の皆様は「結果がどう出るのだろう」と少し緊張しながらも楽しそうに健康チェックを体験している様子が見られました。

初のコラボレーションが実現
セミナーのテーマに合わせて脳年齢を測定できる機器をご用意
第2回の寸劇も魂を込めて演じました!

寸劇で学ぶ認知症対応

セミナーではまず、認知症の種類や症状について解説。その後、「身近な人が認知症になったらどう対応すべきか」をテーマに、好ましい対応と好ましくない対応を寸劇形式で実演しました。
第2回となる今回の寸劇では、F・マリノスを応援する祖父と孫のマリコによるストーリーを用意。
「スタジアムで食事をしたことを忘れ、再び食事をしようとする祖父」「季節感を忘れ、猛暑日にもかかわらず厚手の洋服を着て試合観戦に行こうとする祖父」という2つの場面について、好ましい対応と好ましくない対応に分けて演じました。
F・マリノス要素満載のストーリーに、会場からは笑い声が起こると同時に、参加者が深くうなずく場面も見られました。寸劇形式にしたことで、具体的な対応の違いを見比べながら、認知症の方との接し方をより深く理解していただくことができました。


参加された方の多くが「家族や知人が認知症、または認知症の疑いがあるため対応方法を学びたい」「親が高齢になってきたので、もしものときに備えておきたい」といった理由でご参加くださいました。セミナー中は、真剣なまなざしで耳を傾ける方や、一生懸命メモをとる方も多く、認知症に対する関心の高さが伝わってきました。実際に寄せられた感想の中には「寸劇は現実味があって分かりやすかった」「好ましくない対応のほうを自分もしてしまいそうだと思ったので気をつけたい」などの声があり、それぞれの生活に照らし合わせて考えてくださったことがうかがえました。
今回の学びがより良い理解と支え合いにつながることを願い、今後もさらに認知症に関する啓発活動を広げていきます。

参加された皆様、ありがとうございました!

↓ 認知症ミニセミナーのダイジェスト動画はこちら ↓

 


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横浜F・マリノス 公式サイト
この街には、横浜F・マリノスがある。 | 横浜F・マリノス 公式サイト

明治安田生命保険相互会社「みんなの健活プロジェクト」
みんなの健活プロジェクト | 明治安田

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<取材>総務部広報課 吉﨑