【パパの育休ストーリー】男性管理職による育休座談会を開催! 育休取得の背景と家庭・職場での変化

2025-08-28

ツクイでは、女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」の目標の一つを「男性の育児休業(以下、育休)取得率60%以上」と定め、取得率の向上に取り組んできました。2024年度には男性育休取得率が64.5%となり、目標を達成することが出来ました。目標達成は喜ばしいことですが、アンケート結果などから「男性管理職の取得しづらさ」が課題として浮かび上がっています。

今回は、人財戦略部の三浦さんをコメンテーターに迎え、サステナビリティ推進課の神保さんが、実際に育休を取得した男性管理職の山内さん・金城(かなぐすく)さんにお話を伺いました。

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(写真左から)神保さん、三浦さん、山内さん、金城さん

・山内さん(第一北日本圏 東北圏第6 グループマネジャー)
 育休取得日数
 第2子:1日
 第3子:2日 ※分割取得

・金城さん(首都圏 東京圏第3 グループマネジャー)
 育休取得日数
 第2子:6か月

男性が育休を取得しやすい職場環境とは?

神保さん:育休取得にあたって、期間の設定や業務の引き継ぎについて、どのように検討されたのでしょうか?

山内さん:育休については家族と相談し、長期間の取得はしないことにしましたが、管理職として育休を推進する立場でもあるため、自ら体験したいという思いがありました。
そのため、第2子のときに1日、第3子のときに2日間の育休を分割して取得しました。
職場には協力体制があり、育休について相談しやすい環境でした。ただ、「育休を取得すると周囲に迷惑をかけるのでは……」という気持ちが自分の中に芽生えたのも事実です。
おそらく、同じようなタイミングで子どもが生まれる、年齢の近い同僚が周囲にいなかったことも、そう感じた理由の一つだと思います。
業務面では、取得期間が短かったため特別な引き継ぎは行いませんでしたが、普段から誰かが抜けても業務が回るよう、役割分担を明確にしています。これは上司から常々指導されてきたことでもあり、私自身も部下に伝えています。
男性育休2
男性育休3

金城さん:私は第1子のときは育休を取得しませんでした。第2子のときは、第1子の育児も重なることから、少なくとも2か月は取得したいと考えていました。職場の理解と当時の組織体制により、希望以上の6か月を取得できました。
業務内容の資料を作成し、数日かけて引き継ぎました。

神保さん:金城さんは当時の組織体制によって取得できたとのことですが、現在の体制でも取得は可能だと思いますか?

金城さん:同じようにはいかないかもしれませんが、業務を分割し、複数の同僚に引き継ぐことで、十分に取得可能だと思います。

三浦さん:お2人のお話から感じるのは、日ごろから職場内でのコミュニケーションがしっかり取れていたということです。また、仕事を1人で抱え込まず共有し、理解してもらうことの大切さをあらためて感じました。

育休取得後のポジティブな変化とは?

神保さん:育休取得期間中、印象に残っていることはありますか?また、育休を取得したことで、パートナーとの関係性にポジティブな変化はありましたか?

山内さん:せっかくの育休なので、特別な一日にしたいと考えていましたが、実際には「いつもの家事と育児を、いつもより丁寧に行う」という日常の延長のような一日でした。
ただ、「今日は育休」という意識があったことで、自分の都合よりも家事と育児を優先できたと思います。我が家では、家事と育児は対応できる人が対応するというスタイルですが、分担についてあらためて考えるきっかけになりました。

金城さん:一番印象に残っているのは、育休を取得してすぐ、かわいいはずの子どもにイライラしてしまったことです(笑)。第1子のときは育休を取得しませんでしたが、育児には関わっているつもりでした。正直なところ、妻が育児に疲れている時に「どうしてもっと育児を楽しめないのだろう」と思った事がありました。でも、育休を取得して実際に育児にしっかり向き合ってみると、育児の大変さや自分の未熟さにも気づかされました。そして、妻の育児力の高さに驚かされ、妻へ感謝の気持ちを強く感じました。今は育児の大変さも含めて妻と気持ちを共有できていて、育休はとても良い経験だったと感じています。

三浦さん:育児は、実際に体験することで初めて分かることがたくさんありますよね。
たとえマイナスの感情があったとしても、その体験自体がプラスだと思います。

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神保さん:復職後、ご自身の働き方や業務にポジティブな変化はありましたか?

金城さん:復職後は所属組織の体制も変わっており、何とかみんなに追いつこうと必死でした。大変でしたが、やりがいもありました。育休期間中は家事と育児であまり役に立てなかったと感じていたので(笑)、その分、仕事で人の役に立ちたいという気持ちが強くなりました。

山内さん:予定通り育休を取得できたことが、会社への貢献意識にもつながったと思います。
また、これから育休を考えている方に対して、「自分も取得したから」と根拠をもって提案できるようになったことも大きな変化です。

それぞれが考える、これから男性育休の取得を考える方へのメッセージ

神保さん:最後に、これから育休取得を考えている男性の皆さんへ、メッセージをお願いします。

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山内さん:「みんなのために
育休取得は、これから生まれてくるお子さん、パートナー、そして職場の仲間など「みんなのため」になるものだと思います。家庭内の関係性に良い変化が生まれるだけでなく、職場においても「育休を取得しやすい雰囲気づくり」につながると感じています。

金城さん:「3か月
私は周囲の理解と協力のおかげで、6か月間の育休を取得しました。
ただ、明確な計画をもった期間設定ではなかったため、子どもがまとまって寝られるようになった3か月目以降は、少し惰性になってしまった部分が正直ありました。その経験から、私にとっては「3か月」がちょうど良い期間だったと感じています。育休の取得だけでなく、取得期間についてもパートナーや周囲としっかり話し合って決めることが大切だと思います。

三浦さん:「共働
この言葉には、2つの意味を込めました。
1つ目は、育休期間をパートナーと「共に働く」時間として過ごしてほしいということ。
実体験を通じてしか得られない気付きや感謝を、ぜひ体感していただきたいです。
2つ目は、育休を取得できるのは「共に働く仲間」がいてくれるからこそ、という意味です。
働く仲間への感謝を忘れず、日々の業務でその気持ちを還元しながら、家庭も職場も大切にしてほしいと思います。

神保さん:それぞれの思いがしっかりと伝わってきました。皆さま、本日は貴重なお話をありがとうございました。


↓ 座談会の動画はこちら ↓

 

9月19日に「自分らしい男性育休を考える日」イベントを開催!

9月19日は「育休を考える日」。
この日、ツクイでは社内のオンラインイベントを予定しています。
ツクイの男性従業員でこれから育休を取得しようと考えている方、取得を悩んでいる方、将来に備えたいなど育休理解を深めたい方のほか、パートナーに育休を取得してほしい方や職場で男性の育休を応援したい方など参加者を募集しています。
ぜひオンラインイベントで、自分らしい育休を考えてみませんか?

  • 日時
    9月19日(金) 13:00~14:30(90分)
     
  • 内容(テーマ)
    1. 家族・職場・本人の3つの視点で考える男性育休によるポジティブな変化(意見交換)
    2. ツクイの制度と手続き(情報提供)
    3. そうはいってもカンタンじゃない。男性育休取得の落とし穴(情報提供)
    4. 自分が育休で大切にしたいこと。そのためのカギを考える(意見交換)

たくさんの方のご参加をお待ちしています。
詳しくは人事ポータル・掲示板をご覧の上お申し込みください。


<問い合わせ先>
人財戦略部 サステナビリティ推進課