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【地域共生】ここはまるで昭和のダンスホール！？　ディスコミュージックがつなぐ笑顔と地域の輪【ツクイ・サンシャイン相模原】

2025-08-28

ロマンディスコ1 — 会場は満員御礼！「いつ始まるの？」とワクワク感が漂っていました

きっかけはお客様の何気ないひと言から

――「ツイストを踊りたい」。
ツクイ・サンシャイン相模原では社交ダンスなどの活動はあるものの、ツイストは踊る機会がなかったそうです。そんな中、スタッフから「いっそのことディスコを再現しよう！」という声が上がりました。
「当時の記憶をよみがえらせ、お客様だけでなくご家族や地域の方々、スタッフも一緒に楽しめるイベントにしたい」「世代や職種の垣根を越えて協力し合うことで、互いの顔が見える関係性を築く機会にしたい」とスタッフ全員で考え企画しました。

懐かしのディスコを再現

イベント当日、会場にはネオン風の装飾が施され、また、介護福祉士としても活躍されているDJ GEN様によって懐かしのディスコミュージックがフロアいっぱいに響き渡り、一気に昭和のダンスホールの雰囲気へ。
当時のファッションに身を包んだスタッフがお立ち台で笑顔いっぱいにダンスを披露したほか、お客様お一人おひとりにペンライトが手渡され、音楽に合わせてリズムを取ったり手を振ったりと、楽しみながら参加していただける工夫も採り入れました。
さらに、相模原市を拠点に活動されているよさこいチーム「うふふ」の皆様による迫力のパフォーマンスも披露され、ステージは一気に華やかに。会場からは自然と手拍子が起こり、歓声があふれる時間となりました。

音楽と共に育まれた地域とのつながり

今回のイベントのもうひとつのポイントは、地域との連携です。
コメダ珈琲店（古淵駅前店）の皆様にご協力いただき、事業所のロビーで「オレンジカフェ（認知症カフェ）」を開催。お客様やご家族、地域の方々が参加され、コーヒーやケーキなどを召し上がりながらくつろぎの時間を楽しんでいただきました。中には、ディスコイベントの余韻に浸りながら笑顔でスタッフと談笑されるお客様の姿もありました。
また、以前より交流のあるジブラルタ生命保険株式会社の皆様にも、前日の準備や集客など多方面でご支援をいただきました。
今回のディスコイベントに出演いただいたDJ GEN様は、施設長の津田さんが実家に帰省中、地元のニュース番組で紹介されていた高齢者向けのディスコイベント「シルバーディスコ」の映像をきっかけに知った方だそうです。誰もが笑顔で音楽に合わせて楽しむ様子が印象的で、その映像がずっと心に残っていたことから、SNSを通じてオファーし出演いただいたとのことでした。

「やりたい」を「できた」に変えたツクイ・サンシャイン相模原の力

「こんなことをやってみたい」と思う一方で、「現実的には難しいかもしれない」と感じることもあるかもしれません。しかし津田さんは今回のイベントについてこう語ります。
「『どうすれば実現できるのか』『外部の協力を得られれば可能なのでは？』と模索を続け、地域の企業に積極的に働きかけた結果、思いを同じくする協力企業が集まりました。地域貢献に興味関心のある企業も多いので、施設情報を積極的に発信し、共有していくことも大切です。そして、非常に大きかったのは、スタッフ一人ひとりの行動力とお客様を思う気持ちの強さでした。このイベントを形にできたのはスタッフの協力があってこそ。当施設のスタッフたちは本当にすばらしいです！」と感謝の気持ちを込めて話してくれました。

地域の方々と介護施設との距離を縮めることは、地域全体で支え合う体制づくりにつながります。
そして、それを実現に導いたのは、地域と真摯に向き合い、行動を起こしたスタッフ一人ひとりの力でもあります。スタッフの積極的な関わりとお客様への思いが、地域との橋渡し役となり、今回のような取り組みを形にしています。