【身だしなみ基準緩和】自分らしさが原動力となり働きやすい職場へ! 全国の「イメチェン」したスタッフにインタビュー

2025-08-28

2025年4月1日、ツクイでは介護サービス(訪問看護・ホスピスを除く)に従事するスタッフの身だしなみの基準が改定され、まつげ・ヘアスタイル・ヘアカラー・ネイル・ひげなどに関するルールが大幅に緩和されました。

これまでのルールが見直され、多様な価値観や個性を尊重する流れへと変化しています。
スタッフからは「自分らしさを出せるようになった」「おしゃれを楽しめて気持ちが明るくなった」といった声が多く聞かれ、結果として仕事への意欲や笑顔での接遇にも良い影響が出ています。
身だしなみの自由度が高まることで、働く環境そのものがより前向きなものへと進化しているのを感じる中で、いきいきと働くスタッフの声をお届けします。

おしゃれがつなぐ、スタッフとお客様の笑顔|ツクイ札幌麻生(北海道)

ツクイ札幌麻生では管理職が率先して新しいスタイルに挑戦し、事業所全体に前向きな変化が広がっています。実際に身だしなみを変えたマネジャーの横木さんと生活相談員の加藤さんに話を伺いました。

ー身だしなみをどのように変えたのか教えてください。
横木さん:髪にメッシュとインナーカラーを入れました。それとネイルも始めました。
加藤さん:髪をブリーチして明るい⾊に染めました。
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ツクイ札幌麻生のスタッフの皆さんと横木さん(写真前列右)、加藤さん(写真後列左)

身だしなみを変えて、自分自身の気持ちや仕事のモチベーションにどのような変化がありましたか?
横木さん:おしゃれを楽しめるようになったことで、気持ちが明るくなり、日々の仕事への意欲も高まりました。事業所内の雰囲気もより柔らかくなったと感じます。
加藤さん:お客様から「きれいね」と声をかけていただくことも増え、接遇時の笑顔が自然と多くなりました。また、スタッフ同士でもネイルや髪色の話で盛り上がり、会話が自然に生まれる場面もあります。ちょっとした身だしなみの変化がコミュニケーションにつながっています。

ーお客様や外部の方からの反応はいかがでしたか?
加藤さん:お客様からは「デイサービスの中もスタッフもみんな明るい雰囲気に変わったね」といった声をいただきました。スタッフの髪をなでてくださる方もいて、コミュニケーションのきっかけになっています。また、紫色の髪色をしたお客様が「私と同じ色にはしないでね」と冗談交じりに声をかけてくださる場面もありました。
横木さん:社外のケアマネジャーと髪やネイルの話題で盛り上がることも多く、以前よりも会話の糸口が増えたと感じています。

ー身だしなみの自由度が広がる中で、心がけていることはありますか?
横木さん:髪色の維持や手入れなど、清潔感の保持を意識しています。また、すべてのスタッフが身だしなみを変えることを望んでいるわけではないので、多様な価値観への配慮も忘れないようにしています。


「早くこの日が来てほしいと思っていた」と話す横木さん。迷いや不安はなく、むしろ楽しみにしていたと話す様子が印象的でした。管理職として率先して取り組む姿勢が「やってみよう」と思える空気を生み出し、実際に加藤さんをはじめとしたスタッフの一歩につながっているようです。
 

推しネイルから広がる美容イベント|ツクイ徳島田宮(徳島県)

つづいては、ツクイ徳島田宮の看護スタッフの桒村(くわむら)さん。ご自身の体験とともに、事業所全体への前向きな影響について語ってくださいました。

ー身だしなみをどのように変えたのか教えてください。
桒村さん:ネイルを始めました。好きな芸能人をモチーフにした「推しネイル」なんです!

ー事業所の同僚や上司の反応はいかがでしたか?
桒村さん:みんな仲の良い職場なのですが、ネイルをしてから話しかけられることが増えました。ネイルがきっかけとなりスタッフ同士のコミュニケーションもさらに増えました。
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お気に入りのネイルを見せてくれた前川さん(写真左)と桒村さん(写真右)

身だしなみを変えて、自分自身の気持ちや仕事のモチベーションにどのような変化がありましたか?
桒村さん:この業界で働くうえで、ネイルはあきらめなければいけないと思っていました。でも今は、ネイルを見るたびにうれしい気持ちになり、記録を入力する手元も軽やかに感じます。プライベートでも「次はどんなデザインにしようかな」と考える時間がとても楽しいです。そして何より「このまま定年までツクイで働きたい」と思えるようになりました。

ー後日談:マネジャーの前川さんにも話を伺いました。
前川さん:私自身もネイルをすることで、気持ちが前向きになりモチベーションが上がりました。身だしなみを整えることで気分が上がり、「新しいことに挑戦してみよう」という意識も生まれているのでとても良い効果だと感じています。今回の身だしなみ基準の改定で、できることの幅が広がったのをとてもありがたく思っています。スタッフがいきいきと輝いている姿は、きっとお客様の活力にもつながると信じています。


スタッフのネイルを見たお客様からの「ツクイでネイルができる日を作ってほしい」という声がきっかけとなり、実際にネイルイベントの開催にもつながったそうです。ネイルが難しいお客様も楽しめるように、ハンドクリームを使ったハンドマッサージも実施予定で、今後は月に1回こうした美容イベントを継続していく予定とのことです。身だしなみ基準の緩和が、スタッフだけでなくお客様にも前向きな気持ちやゆとりをもたらしているのだと感じました。
 

「やってみよう」の空気は自分から|中部・近畿圏

つづいては、中部・近畿圏 東海第4グループのグループマネジャー、三好さん。率先して身だしなみに変化を取り入れた背景には、周囲の背中をそっと押したいという思いがありました。

ー身だしなみをどのように変えたのか教えてください。
三好さん:髪をカラーリングして、さらにひげを生やすようにしました。

ー身だしなみを変えようと思った理由を教えてください。
三好さん:身だしなみの基準が緩和されても「なかなか一歩を踏み出せない」というスタッフもいるかと思います。戸惑いを感じている人も少なからずいる中で、上司である自分が率先して変われば、行動しやすくなるのではないかと考えました。まずは先頭に立ってみようと決めたんです。
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「恥ずかしい」と言いつつヘアスタイルを見せてくれた三好さん

ーお客様や外部の方からの反応はいかがでしたか?
三好さん:お客様からは「金髪の人」として認識されています。あるお客様が、こっそり私の写真を撮っていて、後日写真をくださったこともありました。……もしかして私の隠れファンなのかもしれませんね(笑)。

ー採用面でのエピソードはありますか?
三好さん:新卒の面接では、開口一番「金髪ですみません!」というあいさつから始めたところ、緊張が解けたのか場の空気が一気に和みました。結果的に内定を承諾してくれて、「話しやすかったです」と言ってくれたのが印象的でした。また、20代のアルバイト希望者からは「ヘアカラーが自由だから応募しました」という声もありました。身だしなみの基準の緩和が採用のきっかけになっていると感じています。

ー今後チャレンジしてみたい身だしなみの工夫はありますか?
三好さん:私自身の目的は「変化を起こすきっかけをつくること」だったので、スタッフのみんなが一歩踏み出せるようになったら、それで十分かなと思っています。この年齢になると、正直言ってヘアカラーは頭皮へのダメージが大きくて……(笑)。ひげも毎日、形や長さを整えるのが意外と大変なんですよ。でも、その手間も含めて自分を整える楽しさを感じています。


今回の緩和について、三好さんは「ツクイの中ではついに大きな一歩を踏み出したという印象がある」と話していました。時代の変化とともに、今後も身だしなみのあり方に柔軟性が生まれ、さらに幅を広げていけることを願っているとのことでした。
 

身だしなみ基準の緩和がもたらした効果

今回の身だしなみ基準の緩和は、スタッフのモチベーション向上や事業所の活性化につながっており、採用面でもポジティブな効果が期待できることが分かりました。ネイルをきっかけに始まった美容イベントのように、ひとつの変化が前向きな連鎖を生んでいる様子が印象的でした。今後もスタッフ一人ひとりの「らしさ」を大切にしながら、ツクイならではのあたたかいサービスがさらに広がっていくことを期待しています。


<取材>
総務部広報課 吉﨑