【介護スタッフ】介護スタッフが主役! 全国規模のケアコンテストが今年度も開催中
あるグループマネジャーの「介護スタッフが自分のケアに自信を持てるように、ケアの質の向上を図る制度をつくりたい。」という提案をきっかけに、昨年度初めて介護技術を競うケアコンテストが開催されました。今年度も、全国規模で第二回ケアコンテストが開催中です。
その主催・運営を担う「介護のチカラを信じて委員会」委員長の星野さん(教育支援部)と、昨年度から準備~運営まで幅広く携わっている門さん(教育支援部 研修支援課)に、今年度のテーマや注目ポイントについて伺いました。
ケアコンテストとは?
ツクイの介護サービス(一部を除く)に従事する介護スタッフが、2人1組のペアとなって介護技術を競うコンテストです。 テーマは「認知症を持つ方へのケア」昨年度は、技術的な介助を中心とした「介護技術」がテーマでしたが、今年度は「認知症を持つ方へのケア」がテーマです。 大会構成と競技形式8月から全国9か所でブロック大会がスタートし、勝ち進んだ9チームが、12月12日に本社のある横浜市で行われる全国大会に挑みます。現在は、全国各地でブロック大会のグループ予選が進行中です。 ペアのうち1名が選手として競技を行い、もう1名はリーダーとして、選手とともにケアの内容を考えたり技術的な助言を行ったりしながら、お客様のモデル役も担います。 | ![]() |
審査基準
事前に設定された課題に沿って実演し、以下の5項目を審査基準として、審査員が点数評価をします。
- 適切な接遇を含めたコミュニケーション
- プライバシー保護
- 自立支援
- 安全・安心・安楽
- 介護技術(課題理解)⇒認知症を持つ方へのケア
星野さんは「『介護スタッフが自分のケアに自信を持てるように、ケアの質の向上を図る制度をつくりたい』という提案に込められた思いは、これからも大切にしていきたいです。継続して開催することで、介護技術にしっかりとフォーカスが当たり、お客様一人ひとりに寄り添ったケアの実現に近づいていけることを実感しています。」と話します。
ケアの質向上とチーム力の再認識へ
ケアコンテストは、日々のケアを見直すきっかけとなり、チーム全体でケアの質を高める取り組みへとつながっています。
昨年度の出場者からは「普段何げなく行っているケアを、あらためて見直す機会になった」との声が寄せられ、事業所全体で取り組むことで、チームとしての一体感や連携の大切さを再認識する機会にもなっているようです。
門さんは「ケアコンテストを通じて、介護スタッフが自分のケアに向き合い、やりがいや自信を感じるようになっていると実感しています。昨年度も、涙あり笑顔ありの場面がたくさんあり、介護スタッフの皆さんが本当に輝いていました。出場者だけでなく、事業所全体が協力し合って取り組んでいたと聞いています。練習に励む姿を実際に目にすることもあり、仲間とともにたくさん準備されていたことが伝わってきました。これまでの練習の成果を、ぜひ楽しみながら存分に発揮してほしいです」と温かいエールを届けます。
星野さんの意気込み「ケアコンテストは、介護スタッフが主役です!」
人に誠実に向き合い、相手のことを一生懸命考えてケアをする姿勢。仲間を思いやり、支え合う姿勢。お客様にも仲間にも熱い思いを持って接する姿が、まさに「ツクイらしさ」だと思っています。 ケアコンテストを通じて、お客様を理解する視点が深まり、お客様やご家族との信頼関係の構築にもつながります。ツクイとの絆が深まることで、安心して相談してもらえる存在になれたらうれしく思います。 ケアコンテストは一発勝負ではなく、日々の積み重ねの延長線上にあるものです。現場で努力を重ねている皆さんの挑戦が、ケアの質を高め、お客様の満足につながっていきます。「ツクイのケアは素晴らしい」と胸を張って言える、そんなコンテストにしていきたいです。 日々のケアの中で練習に励むツクイの介護スタッフの皆さんに、心からエールを送ります。 | ![]() |
↓ケアコンテスト2024 全国大会の開催報告記事はコチラ↓
<取材>
総務部広報課 吉澤