【ホスピス】ツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉の介護と医療【潜入レポート】

2025-04-10

ホスピスってどんなところ?!ツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉に潜入取材

ツクイのホスピス「ツクイ・ポピルスガーデン」は、終末期のお客様に対し、住み慣れた地域で自分らしく生活できるように看護・介護スタッフと主治医が連携し総合的な医療ケアサービスを提供している住宅型施設です。
将来、家族や自分自身が必要となるかもしれないサービスですが、詳しく知る機会があまりないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は記者2名がツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉に潜入し、その日常を取材してきました。

記者が感じたツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉の魅力とは?

ツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉は、周囲の環境に調和したシンプルで洗練された雰囲気を持っています。2024年12月にオープンし、全36室がプライベートな個室仕様。リラクゼーションや症状の緩和を目的としたマッサージや音楽療法などの緩和ケアサービスを提供しているとのことで、実際に施設に足を踏み込むと、五感が安らぐような癒やしの空間が広がっていました。

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ツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉
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さまざまなセラピーを受けることができるセラピールーム

併設されているデイサービス「ツクイ佐倉上志津」との連携にも力を入れているそうで、約5名のホスピスに入居中のお客様がデイサービスとホスピスを併用し、継続的なケアを受けて過ごしていました。
取材の中で特に印象的だったのは、ホスピスのお客様がデイサービスのイベントに招待される仕組みです。デイサービス内で行われるさまざまなレクリエーションに参加することで、社会とのつながりを感じることができます。また、デイサービスを利用している方がいずれ病状の進行によりホスピスを利用することになっても、環境が大きく変わらない点も魅力的でした。

コンセプト付きモデルルームで暮らしのイメージをより具体的に

ツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉には、「入居を検討している方が、ここでどんな暮らしができるのかをイメージしやすいように」と用意された、コンセプトを持たせたモデルルームがあります。
その例が「元客室乗務員で旅行好きな女性」をテーマにした居室。こうしたモデルルームを設置することで、入居を検討するお客様が「どのような空間で過ごせるのか」をリアルにイメージしやすくなり、安心感につながるそうです。
モデルルームからは、より豊かで心地よい生活を想像できそうな明るいムードが漂っていました。

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「元客室乗務員で旅行好きな女性」をテーマとしたモデルルーム

スタッフをまとめるメンバーの一人、看護スタッフのマネジャー 中村さんに話を聞きました

ー看護スタッフと介護スタッフの両方にマネジャーがいますが、どのように連携していますか?
看護スタッフと介護スタッフは、それぞれ異なる役割を担っていますが、目指すところは同じです。それは、お客様に最期まで自分らしくお過ごしいただけるよう支援することです。この共通の目標があるからこそ、看護と介護は自然と連携しあい、支え合う関係性を築いています。

ーお客様が最期まで自分らしく過ごしていただくために行っている具体的な取り組みを教えてください。
お客様との会話から緊張が伝われば、やすらぐ香りのアロマを胸元に入れておくなど、私たちが心から寄り添うことでお客様の心の痛みを緩和しようと働きかけています。デイサービス併設施設の強みを生かし、今後はドッグセラピーや敷地内に花壇を造るなどさまざまなイベントを協力しながら企画していきたいと思っています。

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看護スタッフのマネジャー 中村さん

中村さんの話を通じて、プロフェッショナルでありながら温かい人柄が伝わってきました。また、細やかな心遣いが感じられる取り組みを企画する姿から、繊細で思いやり深い一面もうかがえました。

ツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉は、ただ医療や介護を提供するだけではなく、お客様の気持ちに寄り添った「つながり」を大切にしていることを、取材を通じて強く実感しました。お客様が安心して過ごせる施設を目指すツクイ・ポピルスガーデン千葉佐倉の、今後のさらなる取り組みにご注目ください。


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<取材> 
総務部 広報課 吉﨑、吉澤