【スタッフ紹介】「大好きな日本にインドネシアの文化を伝えたい」介護スタッフのスリさん【デイサービス】

2025-01-23

インドネシア出身のスタッフをご紹介!

インドネシアのバリ島出身のスリさんは、2023年2月にツクイ豊中西緑丘にケアクルー(介護スタッフ)として入社。
輝く笑顔と元気はつらつとした対応でお客様を魅了させるアイドル的存在のスタッフです。
今回はそんなスリさんにお話をうかがいました!

ツクイ豊中西緑丘のスリさん1

ー日本で働きたいと思ったきっかけは何ですか?

私の感覚ですが、日本を愛するインドネシア人は多く、日本の魅力を伝えるYoutuber(ユーチューバー)もたくさんいます。その動画を見て「いつか日本に行きたい」という思いが日に日に高まり、日本語学校に通うことを決意しました。
そこで学校の先生から「日本で介護の仕事をしてみないか」と案内がありました。インドネシアにはない介護サービスを知り感動した私は「働きたいです」とすぐに返事をしました。日本に行けることが嬉しかったので、迷いはありませんでした。

ー日本とインドネシアの介護にはそんなに違いがあるのですね。

全く違います。インドネシアには介護保険制度がなく、日本のように細かなサービス分類や規定はありません。家族が面倒を見るのが基本です。
でも日本のデイサービスに通えばお友達ができるので、これなら介護が必要になってからも寂しくないと思いました。インドネシアに暮らしている私の祖母にも通ってもらいたいくらいです。

ー日本の生活には慣れましたか?

はい!事業所のみなさんが優しく声をかけてくれますし、SNSを使って同国出身のお友達もできました。毎日とても楽しいです。

ー日々の業務で心がけていることはありますか?

介護の業務は経験を積むことで手際よく対応できるようになり、お客様に喜んでいただけるものだと感じています。
今は効率的な介助をするにはどうしたら良いかを常に考えて行動しています。

ーツクイのブランドメッセージ「安心」「希望」「誠実」「挑戦」の中から一番好きな言葉を教えてください。

「挑戦」です。私は挑戦することが大好きです!
努力してきたからこそ今の自分がいますし、今日の自分を超えるために学び続けたいと思っています。

ー前向きで意欲にあふれるスリさん、その活力の源は何ですか?

私が明るく接することでお客様に元気を与えたい。私が成長すればお客様をさらに喜ばせることができます。
お客様を笑顔にしたいから、もっと勉強したいのです。
もちろん泣きたいときは思いきり泣きますが、次の日にはもう元気です!(笑)

ツクイ豊中西緑丘のスリさん2
スリさんの明るい声かけで全員が笑顔に!

ー今後の目標を教えてください。

大好きな日本で長く働き続けられるように、介護福祉士の資格取得を目指しています!
そのために現在は介護福祉士実務者研修を受講中です。

 

 


幼少時代から習っているというインドネシア伝統のダンス「sekar jagat(スカルジャガ)」を踊る姿は凛としていて美しく、お客様も「素敵よ!」とスリさんに声をかけられていました。
ツクイ豊中西緑丘ではイベントでスリさんが「sekar jagat(スカルジャガ)」を教えたり、スリさんお手製のインドネシアのお菓子を提供したりすることもあり、お客様の楽しみのひとつになっているそうです。 


 

ツクイ豊中西緑丘のスリさん3
スリさんのキレキレな踊りにお客様からは拍手喝采!
ツクイ豊中西緑丘のスリさん4
手の動かし方を教えるスリさんとマネジャーの續木さん(写真右)

ツクイ豊中西緑丘マネジャー 續木さんからのコメント

スリさんはとにかく勤勉でバイタリティーあふれるスタッフです。一緒に働くスタッフも良い刺激になっていますし、お客様も可愛がってくれていて、みんなから愛されている存在です。
とは言え、受け入れ体制を整えることは容易ではありませんでした。彼女が努力を積んだ今でこそスラスラと話せていますが、入社当初は簡単な日本語しかわからない状態。
配布資料やお客様の名札に振り仮名をつけたり、単語は英語で話したりと、スリさんとスムーズにコミュニケーションが取れる工夫を凝らしました。それでもどうしても言葉が伝わらない時は、スマートフォンの翻訳アプリケーションを使用することもありました。
お互い苦労することもありますが、こちらとしては教えがいがありますし、ともに成長できます。海外人材の受け入れは事業所にとってたくさんの良いことがあるのです!
現在、ツクイ豊中西緑丘では2名の外国人スタッフが頑張ってくれていますが、今後も積極的に採用していく予定です。

 

 

ツクイ豊中西緑丘のスリさん5

 

 


<取材> 

 ブランド・コミュニケーション部広報課 湯原