【地域共生】横浜F・マリノスサポーターに認知症に関するセミナーを開催【横浜F・マリノス】

認知症に関するセミナーを開催

Jリーグに所属するプロサッカークラブ「横浜F・マリノス（以下F・マリノス）」のオフィシャルパートナーである株式会社ツクイは、2024年12月8日（土）日産スタジアム内にある横浜市スポーツ医科学センターにて、マリノスサポーター26名に認知症に関するセミナーをおこないました。F・マリノス要素満載のオリジナルプログラムで会場は笑いに包まれる場面も！今回はそんなセミナー当日の様子を紹介します。

マリノスファンだからこそ伝わる寸劇！？

「家族が認知症になった時のために備えておきたい」「親が認知症になり対応方法に悩んでいる」など、さまざまな思いで参加を決めたマリノスサポーターの皆さん。最初に認知症の症状と種類についてお伝えし、その後「相手が不安な気持ちになったときは否定するのではなく寄りそう大切さ」をテーマに、認知症の方とのコミュニケーション方法を寸劇で表現しました。
根っからのマリノスファンのおばあさんが、【前日に試合観戦したことを覚えておらず今日も行こうとしてしまう】【家の中にあるはずの財布を誰かに盗まれたと勘違いしてしまう】の2つのパターンで悩んでいる状況に孫のマリコが遭遇。マリコの好ましい対応と好ましくない対応それぞれを実演しました。
所どころにマリノスファンならではの2人の会話が繰り広げられ、参加者からは「F・マリノスの小ネタが入っていたおかげで気負うことなく楽しみながら参加できた」「わかりやすく学ぶことができた」など、温かい言葉をいただきました。

セミナー講師を務めたスタッフからのコメント 私たちはツクイグループ公式X（旧Twitter）で定期的にシニア×スポーツの取り組みを発信しています。その中でサステナブルな取り組みに興味関心のある方が多くいらっしゃると感じ、弊社のノウハウを生かして何かお役に立てることはないかと考え、今回は日頃ご支援をいただいているマリノスサポーターの皆さまに向けて企画しました。どうしても目を背けてしまいがちな内容ですが、サッカーに絡めることで少しでも前向きに、そして身近に感じていただけるよう工夫しました。「認知症になったら何もできなくなってしまうかもしれない」そんなイメージを持っている方がもしいらっしゃれば、そうではないということを一番にお伝えしたいです。横浜F・マリノス関係者の皆さま、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。（ブランド・コミュニケーション部広報課　吉﨑）

＜取材＞
ブランド・コミュニケーション部広報課　湯原